アゼルバイジャン産の最高級ベルーガキャビアのご紹介

16世紀、カスピ海沿岸で始めたといわれるキャビアの歴史は、19世紀中頃には西ヨーロッパに輸出され、
貴重な高級珍味として上流社会の食卓に登場しました。
アゼルバイジャンのキャビアはヨーロッパでは、広く認められており主流として流通しています。
アゼルバイジャンは旧ソ連の構成国で、右記の地図をご覧いただけるとわかるように、カスピ海に面して
おり、そこに生息するオオチョウザメから採れるベルーガ(Beluga)は最高ランクのキャビアです。
オオチョウザメはチョウザメ目チョウザメ科のサケと同じように川を遡っていく魚です。カスピ海や黒海
に生息しています。捕獲される主な理由はキャビアの材料となる魚卵を取るためです。オオチョウザメは
チョウザメの中でも大きくなる分類のタイプで、体長は6m近くまで達します。さらに100年を超える
ものがあるなど、長寿なのでゆっくりとゆっくりと成長していきます。
近年乱獲や密漁によって絶滅を危惧されているので多くの政府間で取引を禁止されています。またオオチョウザメの別名であるべルーガの名の付いたべルーガキャビアがとても貴重とされており、世界的に貴重な魚となっています。オオチョウザメは体長3~4m、体重300㎏を超えるものもあります。普通は体重100~200㎏でその約15%にあたる15~30㎏がキャビアとして取れます。
アゼルバイジャンの国営工場から、正規輸入証明(CITES)等がアゼルバイジャン政府を通じて発行されて輸入されています。



アゼルバイジャン産 / 最高級 ベルーガキャビア
フレッシュキャビア ベルーガ
フレッシュキャビアとは低温殺菌されないフレッシュさを保った生キャビアを意味します。

ベルーガの魚卵の特徴は、表皮がきめ細かくて粒が大きいことです。
1グラムあたり30粒、セヴルーガと比較すると2倍以上の大きさになります。
サイズは、20、50、125グラムなど対応いたします。
当社のキャビアは、すべて塩分濃度3.5%以下のMALOSSOL(マロソル)になります。
MALOSSOL(マロソル)とは
マロソルとはロシア語で「極薄塩」の意味で、内容量に対して塩分2.5~3.5%以下のキャビアをさします。
キャビアの産地では薄塩で加工されたキャビアがMALOSSOLと表記され高級品として珍重されています。